天命に沿った諦めと手放し

5月から大幅な仕事の変化に伴い、忙しい日が続いたためか、先週から発熱と喉の炎症に悩まされておりました。


とにかくこのままでは仕事にならないのでお医者様に、「熱を下げて、声がでるようにしてください!」 と訴えたところ、先生が静かな口調でおっしゃいました。

熱が下がらないのは上がった方が体に良いのです。

声がでないのは出ない方が体に良いのです。

体が休みたいと言ってませんか?

熱が上がって声が出なくなれば

休めると体が判断したのかもしれません。


素直に従いなさい。

その通りだと思いました。体が悲鳴を上げていたのです。

こうなったら休むしかない!ただ休むためには仕事をどうにかしなければならないので、抱えていた仕事を後輩たちもできるように引き継ぎに徹してみました。すると、たった数日間なのにみんな驚くほどの勢いで吸収してくれました。


私の声が出ないので、二度聞きしなくてすむようしっかりメモを取ってくれましたし、「この仕事はどうでしょうか?」と率先して仕事をしようとしてくれました。

 

洗いざらい引き継いだことで、数日くらい私がいなくても仕事が回るようになりました。そして、仕事を引き継いだおかげで、新しいことを考える余裕ができました。

私の天命は、新しい情報を取り入れて伝えていくことが大きく関係しています。流通状態が悪くなって物や情報などが、体や心や脳にたまり出すと途端に苦しくなってきます。在庫とか蓄積とか、たまるイメージの言葉も好きではありません。


この1ヶ月、新しい仕事ばかりだったため取り入れるばかりで、伝えていくということができていませんでした。伝えるには、最初は自分でやる倍くらいの時間や気も遣いますので、ついため込んでばかりでした。そのため仕事が毒素化して病気となったのでしょう。それにしても、たった1ヶ月で病気にまでなるとは…。

最近、良い意味で我慢ができなくなってきました。以前は我慢ができてしまったので、気がついた頃には心身ともにボロボロに痛んでいたということがよくありました。


今は疲れや無理が速効体や心に現れます。私が自分自身の事に敏感になってきたのでしょう。我慢することに慣れてしまうと、体も心も鈍感になってしまうんですね。


これから季節の変わり目でもありますし、皆さんも早めに休息をとってどうぞお体の声を聞いてください。

そして天命に沿った体や心に優しい生き方をしてください^^